ガチで独創的なレビュー:「采配 落合博満」(前編)



彼を嫌いな人は読まないで下さい。
そして、野球がわからない場合も読まないで下さい。


と言っても、ここに来られたあなたはそうではないと思いますので、話を続けますね。
私はこの方は好きです。

落合博満氏。

自分の采配を「正しかったか」
それとも「間違っていたか」
というものさしで考えたことがない。
ただあるのは
あの場面で
最善の決断をしたということだけである。

名言の数々。
限りなくシビアでも、励まされるでしょう。

監督を辞めてから早い時期に出された本書。
監督業の傍らで執筆との事。

人心掌握本と分類します。

あなたもご存知の監督としての結果(就任8年間Aクラス、優勝4回、日本一1回)から、どのように選手を想い、人心掌握をして動かしていったのか。
現場にいた人間だけがわかる裏話を含め、その真実に触れる事が出来ます。

責任を重んじ、覚悟の上で采配を振るってきた彼の姿は、同じく人を動かす立場にいる方にオススメです。
あなたも勝てる人心掌握や采配をしませんか?

そう言っても良いくらいの理に叶った(叶い過ぎている)思想が続きます。
彼も一般のビジネスにも置き換える事に配慮しながら、こう問い掛けているようです。
「勝つ為には余計なものは要らない」と。

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ガチで独創的に読んでくれたあなたに謝謝。