ダイレクト出版新刊「起業家のためのDM戦略」は、ダイレクトメール教の信者にでもなってから読もうか。



DM (ダイレクトメール)を信じていますか?

最高ですか?

まず最初にそれが大きな登竜門として存在しますね。
DMを使うという戦略を心底信じ、好んでいないと読む意味は無いよと、著者のダン・S・ケネディ氏からのメッセージで本編が始まります。

今回ダイレクト出版から届いた新刊、
「起業家のためのDM戦略」
(Amazonのリンクに飛びます。その他は下記にて)


もう一人の著者クレイグ・シンプソン氏は、以前に新刊として届いた「広告の魔術」の著者でもありますね。
それも大きなミソになりそうです。

今回は導入編。ガチレビューは後ほど!





一冊で幅広ーい内容かも。

本書を受け取り、パラパラめくった限りではそんな印象を抱かせますね。
具体的には広告・マーケティング・セールス等々。

DM戦略ということで、そうなるのは当然と言えば当然のことと言えます。
ページを進めていくことにします。

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「起業家のためのDM戦略」の原題は?


“The Direct Mail Solution: 
A Business Owner’s Guide to Building a
Lead-Generating, Sales-Driving,
Money-Making
Direct-Mail Campaign”


サブタイトルも入れれば、ちょっと長いですが、
「ダイレクトメールの解明:
見込み客獲得や販売促進、
さらにはお金儲けとダイレクトメールのためのキャンペーンを行うにあたっての事業家のガイド

といったところです。



今回のタイトルは特別ひねられた日本語訳ではなく、言わんとしていることをそのままといった感じがします。
確かにこういうことが書かれた内容です。

ただ1つだけ言うのならば、起業家というよりも事業家やオーナーのためと言った方がふさわしいですね。
これから始める人にも、もう既にやっている人にも関係なく、信奉者ならば読んでみるべき書と感じさせます。

本書からの学びを活かすには、ダイレクトメール (DM) に絶対の”信頼”を寄せていなければならない。(中略)合理的で、筋の通ったDM信奉者になることが重要だ。(p20)


だから「DM信者のための」なんて付けても面白かったかもしれません。

さて、さらにページを進めましょうか。

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冒頭でDMの利点と重要性。


いかに良い手法か。

熱く語られていくこの展開こそが、今後解説されるセールスコピーのようです。
主観ではDMというものに悪い印象を持ってはいませんが、説得力と熱がある文章が続くので、だんだんと納得していく心にふと気付かされます。



これは上手い。さすがダン氏。
共著ですが、この部分は恐らく文脈から判断するとダン氏が書いていますね。時折、彼らしい挑発的な台詞も登場します。

考え方が成功を規定すると言っておきながら矛盾するようだが、あなたの考えや信条は関係ない。他人の考えや信条、そして”世の中のみんな”が考え、信じているように見えるものも重要ではない。(p21)


DMの信者になってもらうためには致し方ありません。
ダン氏の他の著書でも、DMの良さに関しては似通った発言が頻繁に見られます。

あなたがDMを信じない理由。

 

ここに示した方法は、もちろんDMに対する世間の思い込みに反している。一般に、DMはすでに廃れており、郵便受けに入れられた広告物は”どんな人にも”嫌われ、DMに目を通す人など”1人も”いないと考えられている。(p24)


ダン氏言わく、単純に、古くてスマートではない。
受け取るであろう皆が嫌う傾向にあるといったところでしょうか。

あなたにとっては如何ですか?
受け取る側として、ゴミ箱行きのDMが毎日ありはしませんか?

起業家の世界では、群衆と逆の方向を選んだ結果生まれた成功者の話がよく聞かれる。平凡なことをして、平凡な事業を経営し、平凡な所得を得ている人はたくさんいるが、ひときわ目立った収益を上げる例外的な事業の多くは、平凡の逆を行く。(p26)



逆に皆がそう思っていたらチャンス。
彼の考えからは、アナログの確実・堅実さと寿命の長さが競争に打ち勝つと伝えています。特にこのオンラインで手軽に済ませてしまう時代に。

同じように、本書はあなたにDMで成功する機会を与える。やる気がある人が本書の内容を実践すれば、事業と収入を一変させられるだろう。(p33)


セールスレターはどんなもの?


マニアックで周到な内容へ。

序盤の説得作業を過ぎると、いざセールスレターの解説へと向かいます。
DMで要として使うものなので、この説明は欠かせませんね。

予想通りの内容なのですが、驚いたことがここでいくつか。
それはデザインやフォント、さらには印刷会社の選び方にまで言及している所です。



ダン氏らしい実務を徹底した内容。
そこまで考えるか!と。

個人的には本業でデザインをしていることもあり、ちょっと興味があるので読み込んでみようと思います。
新しい発見があれば、尚更嬉しいですね。



必要に応じて、別の書籍も。


もしあなたがDM戦略というものに触れようと考えているのならば、これ1冊で良いと言えそうな印象を残していきます。
ただ、DMの専門書ではあっても、そのために必要なセールスコピーおよびコピーライティングに欠かせない詳細や、マーケティングの研究は別の専門書でパワーアップさせても悪くはない気がします。

私自身の経験を言えば、先に他の書籍を読んで来たこともあり、その流れも良かったなと今思い出していますね。

加えて、ライティングに関しては、専門書籍で詳しく取り上げられる有名なAIDAの法則等の定番も出て来ますので特にそう思わせます。
クレイグ・シンプソン氏の著作であることは大きなミソでした。広告的観点も要します。

ご参考に。




戦略の流れはシンプル。


説得から始まって、信者獲得に至った本書。
そんな啓蒙的な序盤。その次にレターの作り方から、活用法へ。

前半を読み進めて判断すると、基礎編ではなく実践編と形容していいかもしれません。
今のところ、親切さと面白みを感じながら読んではいます。同時に、毛細血管が広がっていくような、DM戦略への裾野の広がりを感じさせます。

そこでまず、あなたにとってDM (ダイレクトメール) というものは愛すべき手法でしょうか。
その手法に少しでも疑いがあると活かせない書籍に成り下がる懸念があります。
まずは信じ、愛してみて下さい。

後日ガチレビューをしますが、
ちょっと、ガチレビューの前に立ち読み!


以上、導入編でした。

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