ガチで独創的なレビュー:「時間投資思考」(後編)



ここまでお読み下さり有難うございます。 
前編からの続きです。


2分でわかるガチな概要は前編で。

総合評価★★(2.7)
(理由は前編の概要にて記述。)




要はアリとキリギリス。

現代版。


「時間を膨らます」「時間を投資する」という表現は、一見不自然に感じますが、その真意は「将来的意義のある事柄」にフォーカスして時間を使う事。

シンプルで理に叶った基本概念の一方で、抽象的で難解な表現から始まります。
その2つのジレンマからオススメする事はしません。

ただせめて、このサイトのポリシーにつき、良くないなら良くないなりに建設的なレビューはします。
良い所を知る為に、このレビューで十分なように展開していきます。

その理由は本が好きだからです。そして、お読みのあなたに何らかの役に立つように。



前編ではそんなジレンマと抽象論の是非に焦点を当ててレビューしました。

もしあなたが本気で知りたいという場合、ここからお読みでしたら、
まずはより良い伝達の為に前編の概要を読む事をオススメします。
というか、いきなり後編を読んでもあなたのお役に立てないのです。


続きを読む “ガチで独創的なレビュー:「時間投資思考」(後編)”
ガチで独創的に読んでくれたあなたに謝謝。


ガチで独創的なレビュー:「時間投資思考」(前編)



タイムマネジメントは出来なくても良い。

えっ?


著者はこの思想から始めます。

あなたをこの本に導いたのは「タイムマネジメント」という言葉である可能性は高いが、ちょっと的外れだったことになる。(p42)


私もタイムマネジメントや効率の為の本と思っていました。あなたも同じかもしれません。
ですが、そうでないとするならば、他に何か?

なぜなら、タイムマネジメントなどというものは存在しないからだ。あるのはセルフマネジメント(自己管理)だけなのだ。(p42)


その真意は、人間は時間をコントロールする事は出来ないという事。
自分をコントロールする事しか出来ないから、自分がどう考えてどう動くかにしか焦点が当てられない。

これをする事は将来的に意義のある時間なのか?という自身への問い掛け。


個人的には、この部分に目新しさは感じませんでした。
どちらかと言えば、たいていの人がその考えで物事を行ってきたと思っているからです。

さて、その上で何か得られるものはあるのかと読み進めました。
深めたいと。深めさせてくれるものなのかと。
思考法の本なので、特に序盤は抽象的な表現が続きます。


本書の導入編でも、抽象的な内容について触れました。


続きを読む “ガチで独創的なレビュー:「時間投資思考」(前編)”

ガチで独創的に読んでくれたあなたに謝謝。

こんな方法でレビューを書くには、時間が掛かるからオススメしません。



3回読んでレビュー。

私事ですが、だんだんとその方法が私の中で定着しつつあります。

元々複数回読む事が多いので、その行為自体は苦ではないです。

あなたは本を何度も読み返しますか?
もしそうでしたら、今回のお話はあなたに理解してもらえる所もあるかもしれません。

ところで、
何故、3回も読む事をするのか?

ふと想うと理由はいくつかあります。
同時にお伝えしなければいけないと思っています。
これから書いていくその理由、それらが読者のあなたにとって何らかのメッセージになれば嬉しく思います。

続きを読む “こんな方法でレビューを書くには、時間が掛かるからオススメしません。”

ガチで独創的に読んでくれたあなたに謝謝。