売り上げ上げたい。価格上げたい。そのためにはウザくて面倒臭いことを増やしてみる。



最初にお伝えしておこうと思うのですが、今回の話は精神論になってしまうのでしょうかね。

ただ、どんなに
洋の東西問わずセールス関連のビジネス書を読もうとも、結局行き着かざるを得ない思考であることも確かです。

その一方で、もっと他にこんな良い方法もあるよという方に出会いましたら、それはそれで学んでみたい。

ひとまず私自身が試行錯誤で得た答えや経験から、何らかのコツをお伝え出来たらと思います。
お役に立てましたら幸いです。





どちらを上げるにも長い道のりで、至難の業です。
ですが、
どんなご時世であろうとも不可能ではありません。

まずは嘆かず可能だと思い続けることも大切です。
そうでもしないと、せっかくのあなたの様々なアイデアも、疑心暗鬼のまま潰れていってしまいます。

意外とこのスタート地点は重要でした。
スピリチュアルっぽくなってしまうのが悔しいのですが、自分が信じていないものに、人はお金を払ってはくれません。伝わってしまいます。

そして、
どのくらい貢献出来たかなとか、喜んでもらえたかなと思うこと
純粋に自分の出来ることで貢献出来たと感じる喜びを生き甲斐にするのも大きなポイント。

逆説的ですが、お金に関わろうとしない戒めは結果を呼ぶのであります。
その後もすごく単純で原始的なことの繰り返しでした。

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あなたが好きになれないものは、他人も好きにならない。


故に価値が芽生えない。
だから価格も上げられないし、買われない。

好きになるかならないかというのは、情熱が有るか無いかに置き換えることも出来ます。やる気も同類ですね。
ここでは情熱という言葉で統一させて下さい。

とにもかくにも、まず最初は、誰にも負けないくらいの情熱で臨むこと。
そんなことかと思うかもしれませんが、いやはや大切です。

情熱にしても愛情にしても、そういったものが注がれた商品にはオーラが宿る。

そんな嘘みたいな本当の話を、私は逆にお客様から学ばされましたし、教えられました。

ビックリしたのですよ!



人間の直感があるのだと。

直接の言葉で言われました。

ウザいくらいの情熱を込めたもの、情熱的な振舞いは人を動かす力や幸せにする力があります。


繰り返しますが、スピリチュアルな怪しい話をするつもりは毛頭ありません。
私だってこんな話はしたくないっ!

でも
自身の経験で感じてしまいましたし、意外に思う毎日です。
こちらの書籍でも、その情熱というキーワードについて触れています。



「インターネットビジネスマニフェスト完全版」


著者のリッチ・シェフレン氏のみならず、多くのマーケターが情熱という言葉に触れ、行き着きます。

ビジネス洋書にまでそう書かれているっ!なんて、最初の頃はちょっと意外な感じもしたのですが、
それで良いんだと確信に変わりました。
悩んでいた時なので余計に強く思わされていたのは事実です。

また、小手先の方法なんて無いんだなと痛感させられもしました。

インターネットビジネスマニフェスト完全版 リッチ・シェフレン 単行本

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逆に、好きになるまでは動かないことも重要な作戦となります。

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でも何故、情熱や愛情なのか?


意外に思うほど読書の中で出て来たので、私は考えたことがあります。

あえて、
そんなに大事か?と自分に意地悪く。経験から感覚でわかってはいるものの。

本質を考えないで、
「うん、情熱大事だよねっ!!!」
というのも、なんか違うと感じました。
そしてそんな程度でこうしてあなたにお伝えすることも出来ません。



経験を踏まえると、情熱には嘘が無い。
心にも人にも嘘が無い。

もっと具体的に言えば、

何かに打ち込んできた人には嘘が無いのです。
そして、本当に好きな心には下心も無い。良くも悪くも純粋なのかもしれません。

自己アピールも、目立とうともせずただひたむきに。


そして好きだからこそ、いつまでも誰よりも学ぶ。
実際私も経験しましたが、その姿はやがて信頼になっていきますし、必ず雰囲気に滲み出てきます。
例えインターネット上であってもです。そんな所が、顧客様を始めとする、実際に金銭を払って下さる方々の目に自然と入ればなおベストですね。

人は何にお金を払いたいか?


混沌としてモノが溢れている時代だからこそ、情熱と信頼のあるものに金銭を払いたいという人の心理がそこに働いてきます。

さらに良い仕事には良いお客さんが付く。

そんな部分を感じ取って下さる人とはより密に関係を維持していけば相乗効果が生まれますし、昨今言われるマーケティングをしないマーケティング、つまり関係構築型のビジネスにも役立っていきます。

いずれにせよ情熱というものは、信頼に代わるものなのです。
加えて、無意識に誠実さを生むと考えても良いですね。

雲を掴むような話なので気が遠くなるかもしれません。
ですが、体験がそう悟らせています。

※参考記事



金額の妥当性を伝えていますか?


その金額を妥当と思って頂く手段を常に考えるなり伝えることです。
金額はただの数字ではなく、意味と価値が含まれ表されています。商売をやっていると如実に感じますね。

それを常日頃から考える。
でも、どうやって?
そう思うかもしれません。

その啓蒙活動としてコンテンツマーケティングは存在します。如何に伝えるのかがキーワードです。


※参考文献:「コンテンツマーケティング64の法則」

でも直接ではありません。伝え方を上達させる必要があります。
そのやり方はここでは話題が逸れるので割愛しますが、今は伝える手段が沢山ある時代です。

あなたの身の周りを見回してみて下さい。
有効活用していますか?

SNSは勿論のこと、WEBで新聞や、
定期的に紙の新聞を発行して顧客様に配ったり。

その内容は主に、ファンや顧客様へのお役立ち情報や知りたいこと。
想いを伝えたりもあるでしょう。労力をそれとなく伝えるのもあるでしょう。そのネタも情熱があるからこそ必死に考えます。

ちなみにこれらは手前味噌ながら、私がやってみたことです。
こちらの書籍等を参考にしました。



「お客が集まるオンライン・コンテンツの作り方」
(ダイレクト出版へはこのリンクから。それ以外は下記へ)


その上で、文字を書くのが嫌いではないこともあり、どんなに数があろうが手紙を全部手書きで書いたりもしました。
SNSも便利なツールでいいのですが、あえて自分の強みを活かし。

余談ですが、ある書籍にて、収入の多い人は筆まめが多いらしいです。

お客が集まるオンライン・コンテンツの作り方―御社のサイトがキャッシュマシンに変わる ニッチ市場

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アン・ハンドリー/C・C・チャップマン
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私の話はともかくとして、逆の立場から世の中を見回してみましょう。

値段の高いサービスを受けたり、製品を買った時に、何故その値段なのかがわかる瞬間があると思います。

最近、何かありましたか?

私が最近体験した中ではこんなことがありました。


※参考文献:「ダン・S・ケネディの世界一ずる賢い価格戦略」

日常生活に沢山ヒントがある。


ある年会費の高いクレジットカードに入会したのですが(別に自慢ではないです)、電話対応から何から何まで整備されていて、さすがだなと思わされたのと同時に、その値段の妥当性を感じさせられたことがありました。
勉強になりましたね。

「だから、この値段なんだな」

私たちが一人のお客の立場になり考えてみて、そう思ってもらえることを片っ端からする。やってみる。

「それにはどんなことがあるのだろう?」

探してみます。考えます。


先程のような体験や、日常生活の中で学ぶことがきっとあるはずです。私もこれを一例として、随分と参考にするものがありました。

金額の妥当性、つまりその意味と価値を作り伝えるのは、一番要の仕事だろうと私は思っています。むしろ戒めにも近いです。
あなたは如何ですか?

あとは単純に、伝わってくれたんだなと思えるほど、嬉しいことはありません。
そしてそうなれば当然、いろいろなことが楽になっていきます。売り上げも価格も上げられるわけですから。

 

共通点は面倒臭く、泥臭く。


ここまで読んでみて如何だったでしょうか?

正直、全部めんどくさい。
もしかしたら仕事というものはそういうものかもしれません。

でも、長い道のりを必要とするそれらこそが、収益の土台となり、価格を上乗せ出来得る原理なのではないでしょうか。
面倒の数だけ進歩があるのはビジネスに限りません。



「ひとを動かす技術」


こちらの書籍の章のタイトルこんなフレーズがありました。

「自ら泥にまみれる」

悲しいかな、人は何もせず楽して儲けようとする人よりも、そのような人物に心を動かされます。
その正誤は置いておくとして、概してそうではありませんか?

買うということは人間にとって感情が動いた時。
だから、泥にまみれるマーケティングで人を動かすという術も必要だとわかりますね。

ひとを動かす技術

ひとを動かす技術

ボブ・バーグ, ジョン・デイビッド・マン
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その真実をも知ると、むしろ楽しくなります。そして面倒だなと思った時がヒントでありスタートです。
そう気付いた時は、人よりもあなたが一歩リードしているのかもしれませんよ。

さて私は、これらをやり始めて何年か経ちますが、妥当な範囲で価格を上げても問題は無くなってきました。

まだまだだとは思っていますが、価格の競争に巻き込まれる危険は回避しつつあるかと思っています。



そこで最後にこれを言わせて下さい。
必ず言い聞かせている事があります。それは、

本当の経営努力は、価格を下げることではなくて価格を上げること。
その方が数倍労力を使うし、泣く人が減り、皆が幸せになる。
むやみに価格を下げることは簡単なこと。

妥当性が伝わりさえすれば、人は喜んで金銭を払う。

そう信じることも大切ですね。
この真実は、ブランディングにも通じていきますが、それは別の記事にしましょう。

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