映画にしたら絶対に面白い。
かつてそんな本書のレビューをこちらでしました。
いや、ちょっと待てよ。
もしかしたら、もう既にあるかもしれない。
これだけのネタの宝庫が、アメリカ史上で使われていないはずはない。
全米で歴史に残り、ビジネス書にもなっているくらいだから。
何故そこに気付かなかったのだろうか?
それならば調べてみようか。
ありました。
そんな流れで調べていたら、案の定映画になっていました。
しかし、
タイトルを見て思わず、
「うおっ!」
そのタイトルはズバリ
「Nuts!」
ナッツとはまた可愛いですね。
でも、これは英語のスラングで睾丸を意味します。気を付けて下さい。
キチンと複数形です。お見逃しなく。
検索のついでに出て来た、ある女性グラビアアイドルの写真集のタイトルが「Co Co Nuts」でした。
恐らくネイティブスピーカーが見たら笑うでしょう。もしくは勘違いしてしまうかも。
大昔にファミコンが生まれた当時のカセットで
「Nuts & Milk」
というのがありました。これは英語圏の人は笑ったそうです。何故かは、これ以上言わせないで下さい。
知らないのに、むやみに外国語を使う事は危険です。むしろカッコ悪い。
余談ですが、こちらの記事でもそんな事に触れています。
そんな事を想いながら、思わず想像してしまいました。
これがもし日本の場合。
映画館の新作の看板に「タマタマ!」と書いてあるようなものですよ(笑)。
コマーシャルや番宣でもアナウンサーが
「この度の新作の『タマタマ!』が間もなく公開になります」
さすが、自由の国(?)、アメリカ。
Contents
たまたま見つけられてよかったです。
その映画はこちら。
やはりヤギ。
アマゾンでは現時点では見つかりませんでした。
こちらのサイトで詳細とレビューを見る事が出来ますので、もしあなたにご興味がありましたらのぞいてみて下さい。意外と新しい2016年の公開。
https://filmarks.com/movies/71384
私は見ていませんのでレビューは控えます。
また、特別映画に詳しい方でもないのですが、ちょっと見てみたい気もします。
見たあかつきには、本書の内容がより良く理解出来て、イメージが沸いてしまったりという利点も脳裏に。
レビューでも触れましたが、題材自体はとても面白かったので特にそう思います。
他にも何かあるかと調べていたら。
この映画の専門サイトとでもいうのか、宣伝サイトがありました。
クールなサイトです。
http://www.nutsthefilm.com/#nuts
そしてさらにYoutubeにも沢山。
全部は掲載し切れないので、ごく一部を。
製作費が足りなかったのか、アニメーションと実写を使っているみたいです。
その辺りの素っ頓狂な所が、かえってブリンクリー医師のキャラクターとも相まって功を奏している気がするのは私だけでしょうか。
また、最近の作品だとしても、その演出が古い映画のような趣さえ感じさせます。
ジョン・R・ブリンクリー氏はこんな人。
と言っても、見えてしまったら何の意味も無いですが。
実際に会えば違う印象は沸き起こるのかもしれません。
もっと邪悪な部分が見え隠れしているのかと思いきや、意外と好人物の印象。
これが手なんだな。
これまでの自身の経験で、悪戯な手を使ってもお金に執着する経営者にも会ってきました。
正直に言ってしまうと、そういう方たちはどことなくイガイガした表情であったのと照らし合わせると、正反対ですね。
気付けば、彼の事を調べる事に没頭。
皮肉にも、彼は詐欺を働いたものの、未来になった今も話題に。
これがレビューの最後でもお話した、
詐欺師は「善悪の狭間」に存在するという事の一つかもしれません。
どんな事であれ、徹底する事は全てを呑み込むパワーになる。
「無理が通れば道理引っ込む」
といった所でしょうか。
「天才詐欺師のマーケティング心理技術」
私はむしろ、彼の史実とこちらの本書から学びたい事は別の所にありました。
それは、マーケティングの技術を学ぶより、その得体の知れないパワーとモチベーションの源を学ぶ事。
更には、裏側に潜んでいる、彼を構成する核心の部分に触れてみたいと思っていました。
これまでにも歴史上の偉人の伝記を読む事は多かったです。
その読む理由というのが、
何故この人はこういう道を選んだのか?や
何故そういう作品を作るに至ったのか?、
あるいは何故そういう思想に辿り着いたのか?という背景がわかるからです。
歴史の教科書では結果しか教えてはくれません。
その背景を知ると何のメリットがあるか?
本質がわかるようになるからです。
あなたにも私にも、体験が育んできたバックボーンが必ずあります。
それが自身を構成する本質です。
良いのか悪いのか、ブリンクリー医師の事をもっと知ってみたくなりました。
何が彼をそうさせたのだろう。
そして、奇想天外な発想はどこから生まれたのだろうと。
ヒントがあるかな?
強固にそのプロセスを知る事は、同じように自身の中でも強固なプロセスになると思っています。
「たまたま」でいいから見付けたいですね。
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「「天才詐欺師のマーケティング心理技術」の題材の映画を発見した。その名も。」への4件のフィードバック
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