この本は、少しビミョー。
ビジネス戦略の本質について、
普通の人が気付かないような深い視点を書いていますが、
オススメするにはビミョー。
興味を持ったあなたには、それは正直に言わないといけません。
働く時間を減らしても収入が増える・・ 「戦略的起業家」になる方法
もしあなたが、 休むことなく長時間働いているのに、
その割にはなかなか収入が増えないことに悩んでいるなら、、
この無料本を読んでみてください。
あなたのビジネスを仕組み化して、
理想の収入と自由な時間を
手に入れるための戦略をお伝えします…
巷にあるこのキャッチコピーそのものに嘘は無いです。
確かにその通りの内容。
それを貢献と金銭に換えていくというリッチ・シェフレン氏の考え・スタンスは好きですし、まさにその通りだと共感してます。
ただ、どうしてビミョーと判断したかは気になる方のみ、どうぞ読み進めてみて下さい。
Contents
本書の概要と評価。
総合評価★★★(3.1)
(理由は概要にて記述)
キッカケはウェビナーでした。
この本と彼の名前を知ったキッカケです。
ビジネス書に興味のあるあなたは名前を一度は聞いた事があってここを訪れたと思います。
リッチ・シェフレン氏。
その彼がウェビナーを開催するという旨のメルマガが出版元のダイレクト出版から届きました。
アドレスを登録して3日間の「戦略的起業家」の集中講義があるとの事。
その「戦略的起業家」の言葉に魅力を感じました。
後ほど説明しますが、「チャンス追求的起業家」は成功しないその理由も心に引っ掛かり。
また彼の人物紹介では、
かのダン・S・ケネディ氏も彼の事を賞賛。
アメリカの、もっと言えば世界のマーケティング界の権威でもあろうかという人物と知りました。
そんな触込みで、
まあ、無料のウェビナーくらいだったら見てみるか、という感じから入った経緯があります。
ビミョーな理由を言います。
ビミョーな理由を言います。
ちょっと高度な考えのきらいもありました。
初心者向けではないですね。
ですが、そのウェビナー自体は悪くはなかったです。
ただ、
ただ、ですよ。
ただ、
・・・ ただ・・・、
彼のYouTubeで同じ事やっているんです。
本を買わなくても、YouTubeを見ればわかります。
リッチ氏が自論を展開していますが、日本語の同時通訳もあり問題は無いです。
だから、
無理して買う必要はありません。
ただ、詐欺だとかそんな言葉を使おうとは思いません。
何処で発言しようとも、全部同じになるというのは持論がしっかりしている事の証拠でもあり弊害。
確かに経験に基づいた彼の持論は徹底していてブレが無いです。
一応、概要をお伝えします。
一応、概要をお伝えします。
そのYouTubeの動画の詳細は下記に載せておきます。
一言で言えば、
インタービジネスだけにとどまらない経営全般に言える経営論でもあります。
インターネットビジネスと銘打って限定してしまうのも勿体無い。
実際にオフラインでの仕事にも通用するお話です。
本質って事ですね。
ビジネスのもっともっと深い所。
あなたはもしかしたらオンラインならではの技術的な事に触れていると思うかもしれません。
ところが、そうではありませんでした。
それらはほとんどなく、運営や起業のマインドや行動。
更にはちょっと難しすぎるかもしれない所はありますが、システムの考察やマーケティング戦略。そして人的資源に至るまで。
そして最終評価は。
そして最終評価は。
今ならこの本無料!
と謳っています。
同じ情報が別の所で入るという事を考えますと、
逆に妥当ではないでしょうか。
万一あなたが動画の数々を見るのが面倒だという場合でしたら、
購入する事は止めません。
裏を返せば、そんな特別な場合にしかオススメ出来ないと言わせて下さい。
彼のビジネス論の内容や本質そのものは若干難解な所もありますが、★★★★(4.0)。
ただ先程言った通り、購入するか否かとなった時にサービス的には★★(2.2)。
そのような訳で、平均で★★★(3.1)の評価をしました。
本書や動画、加えて彼のビジネス論そのものについてのレビューを続けていきます。
ここで「インターネットビジネスマニフェスト 完全版」を見たい
完全版と名付けた意味は。
あなたが持っているベストアルバム。
持っていますか?
何らかのアーティストのものを。
それを想像してみると良いかも知れません。
少しだけ善意的な見方をすると、
完全版
と銘打っているから、
あらゆる場所で展開してきたものを一つにまとめたものと言い換える事が出来ます。
冒頭の部分でもそこには触れています。
オイシイとこ取り。
詳しくはこのYouTubeの動画で。
これがそのYouTubeの動画です。
彼のサイト・ウェビナーの一例。
これに限らず沢山あります。
概要でも触れましたが、本書に関しては2通りの捉え方があります。
- 動画見れば済んでしまう(ただ、沢山の動画がある)。
- 完全版と銘打っているので、それらを一冊にまとめたこれを所持する。
つまり二者択一で、
リッチ・シェフレン氏の言いたい事は。
世の中でうまくいかない人は「チャンス追求型」。
リッチ・シェフレン氏のマーケティング理論の礎ともなっている言葉ですが、
チャンス追求型ではなく、戦略型が成功する。
全て(YouTubeも本書も)それを元に展開されています。
では、それは一体何か?
私がウェビナーを見てみようと思ったキッカケは、
同じようにこの言葉が引っかかった部分があって、一体どういう事なのかなと疑問に感じました。
この意味はというと、
儲かりそうな事をするのではなくて、
得意な事をやる。
この論理です。
度々ここでもお伝えしているように、
コンテンツマーケティングでも何でも、著者達が口々に言う論理でもありますね。
それが、表紙にもある「強みと情熱を活かす」事や戦略を考える思考回路に繋がる事を彼は言っています。
(ちなみに「ワンクリック・キャッシュ戦略」の著者、ブライアン・G・ジョンソン氏も著書の中で述べています。)
チャンスは買わない、自分で作り出す。(p72)
では何故、得意な事が戦略なのか?
では何故、得意な事が戦略なのか?
彼の話を噛み砕いたうえでの私の主観にはなりますが、
短期的にモノを考えないという事なのでしょう。
信念があり、最終的なビジョンが見えているかどうか。
行き当たりバッタリ・あっちフラフラこっちフラフラはダメだという事です。
彼がコンサルタントをしてきた中で、世の中そういう人の方が圧倒的に多い事も睨んでいての発言でしょう。
どんなビジネスを始めるかという質問は
どれだけ重要なのだろうか?(p84)
私自身もそんな経営者や人物に会った事は多々あります。
同様に、担当の税理士の先生から過去のクライアントの経験を聞いた事があります。
「起業する事が目的になってしまって、何を目指してどんな商品やサービスを売りたいのですかと聞くと黙り込んでしまう。」
えてしてそういう方は苦しい事情に見舞われている。
私自身もまだまだとはいえ、何らかの力は貸してあげたいと思うのだけども、
その業界で最終的にどうしたいという信念とビジョンがこちらからは見えないから、どうしてあげる事も出来ないと感じた記憶が多々あります。
簡単にいうと、夢が有るか無いかという事かもしれません。 刹那的でなく。
人はその夢や信念についていく。
好きな事だと結果にも囚われませんし、諦めずにやれる心が育つ。
そういう気持こそ自己を強くしてくれるものです。
以前、
という記事でも書きましたが、骨太でグレードの高い戦略。
こういうのが、言ってみれば世界レベルの戦略で、
このくらいではないと闘えないのかなとゾクゾクします。
ただ、難しい言葉が目の前を通り過ぎていく感覚に頻繁に陥りまして、場合によっては本質を突き過ぎて哲学的。
ですが、本質やスタート地点はそのように至ってシンプルで、
それを前提や基準として動画の書籍も戦略へと入っていきます。
追伸。ここまで読んで頂いたあなたに。
有難うございます。私は本が好きです。
本書の良さも悪さも、ガチでお伝え。
一生懸命働いて得た金銭をお気に入りのものに投資を。
そんな「あなたの知りたいを叶えるガチレビュー」は続きます。
そして最終的にはあなたにとっての良書に出会ってほしいと思っています。
後編で、更なる本書の欠点や本以外の得する情報について展開。
パラパラ見てみる、ちょっと立ち読みもあります。
ビジネス、超原理主義。
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