ダン・S・ケネディはサイコパス?



多分、サイコパスでしょう。
ですが、驚く事も無ければ、わざわざ言及する事も無いと思っています。


それは何故か?
今回その理由を書き連ねています。
驚く事も、怖がる事も無いと。

恐らくここを訪れたあなたはダン・S・ケネディ氏の人格に興味があるのかもしれません。
繰り返しますが、彼はサイコパスでしょう。

実はサイコパスは見方を変えると面白いのです。



まず、この記事を書こうと思い立ったのには理由があります。
最近ちょこっと見た記事にそんな様な事が書かれていたからです。

彼はサイコパスなのかどうかと。

ここ数年、特にサイコパスやフレネミーという表現が世間でも頻繁に聞かれるようになりました。
個人的にはそんな気がしています。あなたにとっては如何でしょうか。



「ダン・S・ケネディの世界一シビアな「社長力」養成講座」


推測の範囲を脱してはいないのですが、恐らくは彼の著作の激しさからそのような噂が生まれたのだと思われます。特にこの絵。

そして内容も遠からずといった所です。
主観では、とてもクレバーな人だと感じさせる一方で、そうであるが故のシャープさは否定出来ません。


かつての私はサイコパスという言葉を知らないわけではなかったにせよ、そこまで深く考えておらず、精神関連のネタのドラマにでも出てくるものかなくらいの認識でした。
サイコサスペンススリラーみたいな。

昔、伝説のロックバンドBOOWYのアルバムのタイトルにも「サイコパス(Phycopath)」というのがありましたね。

万一、サイコパスって何?という方が居ましたらこちらでWikiって下さい
調べておきました。

そんな一連の噂を聞き付けた時、逆に私は何故そんな事を話題にするのだろうという感想を持っていました。
何故ならば、

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期待はしていないからです。


少なからず、経営者には元々多い気質。
加えて言うならば、ダン氏のようなマーケターにも。
私自身もいろいろな経営者の方と会ってきた中で、そう感じさせられています。

だから、驚くなかれ。
こんな記事もありますね。

企業経営者には強いサイコパス気質がある



ここはサイコパスについて語るサイトではないので、どういう人物を指すのかという詳細については割愛します。
ですが、その気質を知っている事を
前提にあなたにお話しさせて下さい。

リアルにそういった方を相手にしてきた私としては、個人的には当たり前と思ってしまっていました。

だから、何故話題にするのだろうと。
全盛期のイチローがヒットをたった1本打った事を大々的にニュースにするような感覚さえ持っていました。

感覚がマヒしているのかもしれません。
今となればサイコパスを気にもせず、期待もせず相対しています。
そして、その前に見抜けます。


経営者という人種を考えると、
自ずと見えてくる。


事業を興して経営をするという事はそういう因子を持たざるを得ないといった事はあります。

また逆に、そういった因子を持っているからこそ選ぶ道が、経営者や人よりも目立つ仕事という事になってしまうのでしょう。
心の中でのサイコパス度合いの大小の違いはあるのかもしれません。


私がこれまで出会った方で思い当たる節のある方がいる事は先程触れました。
最終的には良い末路を迎えていない人物の方が多いです。
良いのかどうかはわかりませんし、善悪の答えは控えようと思います。

一方で人格者も多いのも事実です。だから、そういった立場の人が全員という訳ではありません。
決め付けるのではなく、あくまで自らの眼力にかかっていると言い聞かせています。


必要悪という概念もありませんか?

 
善悪の答えを控える理由。
サイコパスというのは、ある意味必要悪。

彼の著書を読んでも、そう言われると決して否定出来ないよなと思う部分も確かに多くあります。

エゲツナイ事も沢山出てきます。

常識的な感覚では

「そりゃないだろ」
と。 


※参考文献:「ダン・S・ケネディの世界一シビアな「社長力」養成講座」

でも、こう考えたらどうでしょう?

 
人の上に立つ人材や、経営者。
そのような人種はそのくらいの迫力が無いと組織を守れないし、人がついて来ないと。


サイコパスのような立ち居振る舞いが、必ずしも良い事ではありません。
しかし、そのパワーが必要なフィールドではあります。

彼の著書を読む度に(ちなみに私は嫌いではないのですが)、ビジネスの世界では優しすぎる事は時に弱点になると実感します。
サイコパスの因子が多い人種の中では、彼の言っている事を呑み込んで知っておくという事は無駄になりません。

だからあなたの身の周りにいる時は気にしないで下さい。


※参考文献:「天才詐欺師のマーケティング心理技術」

真似をする事は薦められませんが、頭の片隅に置いておき、自在にスイッチを入れられるようにする事が大切だと私は思います。

運営・経営をする時に実感した言葉があります。それは、
世の中、必要悪もある。
清濁を合わせて呑む。

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ダン・S・ケネディは原理主義。超原理主義。

 
人の為す事は、必ずしも良い事が良いとは言い切れない悲しいサガ。

例えば想像してみて下さい。
あなたの日常生活にしても、良い事ばかり言う人が善人ではありませんよね。
悪い事も言ってくれる人の方が信用出来たり。


誤解はしないで下さい。
ビジネスで悪戯な事をあえてしろと奨励しているのではありません。

組織を守るために、
財政を守るために、
エゴを使わないといけない時もあって、
それを見極めていけるビジネス感覚が必要となるという事です。

「ここはあえてこうしよう」と。

例えば、
野球やスポーツで言うなら、監督があえて抗議に出て行くという事にも似ています。
自分ではそう思っていなくても、選手が猛抗議している時には、チームを守るために出て行かないといけない。そんなサガもあります。


何かを守る為に、エゴを使わないといけない代表例だと、私は思っていますが如何でしょうか。


だから、もし彼の事をマイナスにしか捉えられない人がいたら、こうフォローさせて下さい。
彼は原理主義で、当たり前の事を当たり前に言い過ぎているだけだと。核心を遠慮なく突いているだけだと。

それは仕方のない事。
無理に白黒つける事も無いと思っています。


洞察力と思考力のリスク。


決して私はダン氏の信者でもありません。
善も悪も両方から感情を入れずに見る事の出来る視点は必要と思っているだけなのです。

仮に私の周りにサイコパスがいたとしても(いますが)、逆にそれを上手く扱えて手懐ける器を持ちたいですね。
それで良いのではないでしょうか?その方がツワモノのような気がします。

最後の追加になります。
彼はサイコパスであったとしても(むしろサイコパスだからではないでしょうか)、
人間の事は良く見ています。
観察しています。

先程のように原理主義者だから、過激に思えて、視点が鋭い事の裏返しなのでしょう。
そこに、完全に憎みきれない彼の良さがあると思いますね。
何だかんだで人の事を想っている。そんな側面も多々読み取ってきました。

プライベートで身近にいたら、誤解されやすい人かもです。
いや、絶対そうだ。

ですが、そんな自分のキャラクターや活かし方を知っている人なので、むしろ参考にしてみても良いのではないでしょうか。
清濁を見極める思考力をもった上で。

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