銀行との交渉の経験で気が付いた、世界一簡単な信頼を得る方法。



永ーくやれば、まずそれが信頼。
そして、信頼が一つのブランドに。

はい、それで終わりです。
と言いたい所ですが、私自身が経験して悟る事となった、信頼を得る方法についてお話しようと思います。

永くやる事は、信頼への強力なパスポートだった事を。
正確には、それがいつの間にか信頼になっていたと言った方が良いのかもしれませんね。


イヤと言うほど出てくるっ!!!
コンテンツマーケティングやビジネス書そのものにも頻繁に出てくる台詞が「信頼」。

あなたもよく目にするかと思いますが、如何でしょうか。

特にインターネットに関する事には頻繁に出て来ます。
それは何故か?

顔や素性が見えないからでしょう。ただでさえ何を信じてよいのかわからない混沌とした時代。
その信頼というものがもたらす恩恵は、言葉や金銭では置き換えられないほどの武器になっています。
また余計に、そういう時代になっていくでしょう。

書籍の例としては、



「ワンクリック・キャッシュ戦略」


この本はインターネットビジネスに関する内容です。
ですが、その根底では信頼をキーワードに終始展開されています。

その証拠に、原題は
“Trust Funnel”

日本語では「信頼の漏斗」といった所ですね。
その意味に関してはレビューの中で言及していますので、ご興味がありましたらご参照下さい。
一言で言えば、一連のインターネットでの活動を、どのようにして
信頼に結び付けていくのかという内容でした。

もう少し評価されていい書籍だとも思っています。





「ダン・S・ケネディの世界一ずる賢いフェイスブック集客術」



こちらではダン・S・ケネディ氏が、本物・偽物問わず誰もがヒーローになれてしまうSNSの世界を、「ペテン師がはびこるオンラインの世界」と揶揄してもいました。
かなり過激な発言も見受けられますが、発言そのものは核心を突いていて良書だと思っています。



勿論、インターネット上だけにとどまらず、オフラインの生活の中でも信頼というものは大きなキーワードであり続けます。
ビジネスをしていれば尚更ですね。

そのような訳で、タイトルの通り、銀行との交渉という私の経験談から入ります。

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永くやる事って、それだけで良かったんだ。


ビジネスを自分で始めて、しばらく時が経った時の話です。
当時所持している資金の金額以上に、どうしても必要な事がわかり、顧問税理士の先生の紹介を受け銀行に行く事になりました。

紹介されて行った事もあり、借りる借りないの核心に迫る話に行き着くまではトントン拍子に。
手取り足取り教えて頂いた行員の方には今でも感謝しています。

もしかしたらこの話は、あなたが家を買う時のローン等の話にも通じて来るのではないでしょうか。
ローンに関しては私も同様な事を経験しました。


さて資金の話のその時に、まずその行員の方に言われた事。
私の経歴を書く時でした。学歴と職歴です。

「おっ! 同じ分野でずっとやっていらしたんですか?」

「あ、はい。そうです。懲りも飽きもせず、同じ事やってきました。専門知識を身に付ける為に学校に入り、その後も今もその事が活かせる仕事です」

「それは・・・、これから上(上司)や組合に話をもっていく時に、ものすごくポイントが高いですね。今回はそれだけで良いかも知れません。私も上手くやってみます」


コロコロ変えてしまう事の落とし穴。


もしあなたの目の前に、発言も行動もコロコロ変えてしまう人がいたらどう思いますか?
信用出来ますか?


※参考文献:「社長力を鍛えるリーダーシップの極意」

結果として、先程の話は良い結果となりました。
その後の面談でも、ずっと同じ事をやっていた事にクローズアップされた事を記憶しています。
偶然なのかどうかは知る由もないですが、交渉の大半はその事だったとの記憶も。

良い悪いや、結果があるかないか、また上手か下手か等という事は二の次なのかなと感じさせる経験でした。
強いて加えるのならば、情熱というかやる気でしょうか。

一つの事を永くやってれば、まず信頼という登竜門は越えます。
また、自分が逆の立場に立った場合、永くやっている人にはある種の安心感がありますね。


逆の立場になる事が、簡単に答えを出す。


今度は私自身が逆の立場で履歴書を頂いた時の話です。
私の所で働きたいという事で、ある人が履歴書を持ってきました。

正直に言ってしまうと、ある種の直感で私は乗り気ではありませんでしたので即答は避けました。
それに雇用の問題は両方にとって慎重な問題であり、即答で「はい、いいですよ」とは言えません。法や両者の生活だって絡みます。


そんなこんなで履歴書を見る事にしました。
見ると、その人はいろいろな職業をしています。自分でやりたい事もあると言います。50代手前です。

やる気と誠実さがあれば問題ありません。本当に問題ありません。むしろ有難く感じます。
ただその人からは感じませんでした。

「やりたい事があるのならば、申し訳ないのですがご自分でやってみてはいかがですか?あなたのやりたい事をやらせてあげる為に雇うという事ではありませんよね?その為にお金が必要でしたら、銀行でも政策金融公庫でも紹介します。」


※参考文献:「ひとを動かす技術」ボブ・バーグ

この経験の中だけに関わらず、その他の経営者の方達とお話をする中でも一致する意見。それは、
職歴がコロコロ変わってしまう人は、「んー、ちょっと・・・」という方が多かったとの事です。

同じ分野・業界のものならば、キャリアアップやハンティング等の理由もあるでしょう。
私自身もそうでした。

ですが、全くもって脈略のないものを転々とする事には、否定的な意見が多かったです。


自分に相応しいものを探す為に、若いうちならばやむを得ないかもしれません。むしろ応援したいとすら思います。
あなたがそうである場合、応援します。
ただ、いつまでも自分探しという体の良い言葉や経験豊富という言葉で片付けてはいけない問題だなと思い知らされもしました。

永くやる事は、言い換えると。


永い時間を費やしたという事は一つの武器。

インターネットビジネスでも、
ブログやSNSを放置していないとか、永くやっているかどうかは消費者に見られる所でもあります。
コンテンツというものも永い時間を掛けないと、浸透どころかスタート地点にも立てないよなと実感します。

運良く、飽きもせず同じ事をずっとやっていた事で、逆にその仕事で応用が利いた部分も出て来ます。
つぶしが利くという事はこういう事でしょうか。


永くやる事。
これが土台で、言い換えれば、


永くやる事は、永く考えている事
とも言えます。

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永い時間はオーラをも生み出す。



飽きずに永くやれる資質も才能。

ネタも尽きなくなる。
提供出来る事が増える。
人生の選択肢が増える。

時間を投資するという事がいろんな相乗効果を生み出します。

そういう訳で、何かを始める時に、自分にとって、
「それが永く出来るのかどうか」
の視点から始めてみる事も必要ではないでしょうか。



私はまずそれを考えます。
それで結果が残せるかどうか、儲けられるかどうかよりも
「永く携われるかどうか」。

バカにされようが、評価されなかろうが、結果が出なかろうが続ける事を人は見ています。

否定的な人間に出会っても、諦めずに前進すべし。
私はこれまで、数えきれないほどの人々に「ノー」を突きつけられ、「それは無理だ」「そうすべきではない」「そんなことをするなんて愚かだ」と言われてきた。おもしろいことに、そういった否定的な言葉を口にするのはたいてい、私がやろうとしていることを実際に経験したことがない人である。


冒頭の「ワンクリック・キャッシュ戦略」の著者ブライアン・G・ジョンソン氏の言葉です。

ある事を始めようとした時に、
その事が好きで既に永くやっている人と同じ土俵に立つ事も忘れてはいけませんね。

大企業がビジネスの新規事業を考える時も同じです。
まず、専門家を呼びます。

そしてまた、その製品やサービスを必要とする方は、その事に長けていたりもするので、稚拙なものにはお金を払いません。
今の時代、お客さんの方が詳しかったりなんてザラにあります。

たとえ不器用でも永くやってきた人というのは何かしら伝わる事があります。
更には、
ブランディングやマーケティングをする上で、一つのオーラとなっていく強みもあります。



お金も掛からないし手間要らず。


別にスピリチュアルな話をするつもりはないですが、
ブランドの持つオーラやコンテンツの持つオーラは、不思議と在るんですね。

人の為す事ですから、理屈や科学で語れない面白さもあります。

恐らくあなたも、どこかで既に体感するものに出会った事があるかもしれません。
真剣に、尚且つ時間を掛けたものは、えてして迫力が違う。


※参考文献:「インターネットビジネスマニフェスト 完全版」

いろいろな手法で、信頼構築というのが叫ばれています。私自身にとっても勉強になっています。

ただ、そんな手っ取り早さやテクニックよりもひたむきに永くやる。
この要素に触れているビジネス書は割りと少ないと思います。

実は信頼構築の登竜門は、そんな身近な所にありました。


だから、永くやろうとする、また永く出来るものから始めましょうか。


※今回の参考文献:
「信頼関係の作り方 朝倉千恵子」

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ガチで独創的に読んでくれたあなたに謝謝。

銀行との交渉の経験で気が付いた、世界一簡単な信頼を得る方法。」への5件のフィードバック

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