ダイレクト出版新刊「STARの法則」は、スタービジネスを知ってから読む本。



あなたを成功に導くのはスタービジネス。

スタービジネス?

何だそれ?
とあなたは思うかもしれません。私も本書を手にして思いました。
そもそも何の本?
そう思いもしました。

それを今回、導入編として触れていきます。一体何の本か?
ガチレビューは下記で後ほど。


今回ダイレクト出版から届いた新刊、
「STARの法則」

前月と同じ、リチャード・コッチ氏の著作。
彼の他の有名な書籍として「80対20の法則」というのもあります。

ところで、本書はいくつかの捉え方が出来る書籍のように感じていますね。


印象が目まぐるしく変わる。

変わっていく自分に気付きます。
投資術の本?
ブランディング・ポジショニングの本?
マーケティングの本?
起業の本?

帯に書いてあるように、成長企業を見つけたり、作った所でどうなるのか。
そんな疑問を抱きながら、読み進めていきます。

まずスタービジネスとは?


スポンサーリンク




リチャード・コッチ氏が定義するスタービジネスとは。

 

スタービジネスはニッチ市場のリーダーである(p21)


今までに誰もやっていないニッチな領域を開拓していくベンチャー企業だと定義されています。
そうは言うものの、困った事がここで一つ。



これはそのようなベンチャー企業を作る人や起業家の為の本なのか?
それとも、そういった企業を見つけ投資をする人や勤めたい人の為の本なのか?

そこが序盤で目まぐるしく立場が変わり、やや混乱。
と言いますのも、どの立場からでも書かれている箇所があるからです。

簡単に触れますと、
「○○のような会社を作りなさい」
と言っていると思いきや、
「○○のような所を見付けて勤めなさい」
のようなニュアンスです。

スタービジネス、あるいはスターベンチャーを興すか、投資するか、働くか。
一応それぞれの利点には触れられています。

この序盤で語られているスタービジネスというもの自体には、私も事業をする身として魅力的に映るのですが、今の所どういうスタンスで読めば良いのか掴めないでいます。
お読みのあなたにとってもどう伝えるべきかと思わせる序盤です。

強いて言うのならば、スタービジネスを自分で作り、その経験を活かして若い芽を見付ける眼力を育てるといった所でしょうか。



スタービジネスを成功させる能力は?


ポジショニングに限る。

その能力の重要性で一貫されています。
ニッチ市場を見付ける事に加えて、ポジションを取る上手さに言及。
競合が出来たとしても、勝つ為の合戦の様子もリアルに。

そこでいくつかの例が出て来ますね。



ベンチャーからスターダムへのサクセスストーリー。


あなたもご存知のマクドナルドやコカ・コーラを始めとする企業の創業時の姿とポジショニングを解説。

その当時はニッチ市場で、画期的だったと学ばされます。
今では当たり前に存在するこれらの企業が、どのようにニッチな所を見付けてポジションを取ったのかは新たな視点でしょうか。

現在のように大きな姿になったその始まりには、れっきとした着眼点があったという事です。

ただ、この辺りの企業の話は、この手の書籍ではもはや定番とも言えます。
あなたもこれまでにそれなりにビジネス書を読んで来たのでしたら、同じような感想を抱く事も否定は出来ません。

そんな事例を読んでいくと、

スポンサーリンク

ポジショニングやブランディング戦略の本にも見えてくる。


企業の可能性は独自性。

今度は企業を外側から見る時も、その内容に目新しさがあるかどうかの話に。
著者がこれまでに投資をした起業家の話と、やや難しい数字がズラリ。

私が知っている範囲の話にはなりますが、この投資という考えはどうしても一般的ではないような気がしてしまいます。
私自身も若い芽を見付けて目を掛けるといった事はあり、参考になる所はあるのですが、この規模の話が果たしてウケるかどうか。

一方で、



ポジショニングは確かに確かに確かに大切。


自身が本当に実感してきた事なので強調しました。
同時に、以前レビューをしたこの書籍を思い出しました。



「天才詐欺師のマーケティング心理技術」


詐欺師ですら、ポジショニングを念入りに行った事が出て来ます。
これがこの本の一番の要だったと言っても過言ではない事実も見られますね。

勿論今回の本書では、そのような悪戯な事など一切書いていませんが、ポジショニングやブランディングで確立・演出する事の重要性は、ビジネスにも人生にも大きく役立つ概念です。



一言で言うと本書は。


恐らく、起業するにも、投資をするにも、働くにも、こういう企業が成長するよと言っているのかもしれません。
スター性とも。

その法則の本だと絞ってほしい気持ちはあります。
それをリッチになるとか何とか、そんな事と結び付けるから、こちらとしてはややこしい。

読み進めていますが、何の為の本かと言われると、そのような答えしか出せません。
もう少し深読みしたい気持ちにはさせてくれているので、もっともっと著者の言わんとしている事を掴みたいですね。

誠に勝手ながら、かの有名な書籍「80対20の法則」の著者なので超期待はしようと、個人的には思ってしまっています。

ここで「STARの法則」を見たい


レビューが気になり見ているあなたに。


どんな本だろう?
サクッと導入編のあとは、7分でもっとわかる
前・後編のガチレビューを一応見ておきたい。

もしそんな場合はこちらがオススメ。


「STARの法則」を見たい
スポンサーリンクスポンサーリンク


あなたの知りたいが叶う関連記事。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

ガチで独創的に読んでくれたあなたに謝謝。

ダイレクト出版新刊「STARの法則」は、スタービジネスを知ってから読む本。」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)