こんな方法でレビューを書くには、時間が掛かるからオススメしません。



3回読んでレビュー。

私事ですが、だんだんとその方法が私の中で定着しつつあります。

元々複数回読む事が多いので、その行為自体は苦ではないです。

あなたは本を何度も読み返しますか?
もしそうでしたら、今回のお話はあなたに理解してもらえる所もあるかもしれません。

ところで、
何故、3回も読む事をするのか?

ふと想うと理由はいくつかあります。
同時にお伝えしなければいけないと思っています。
これから書いていくその理由、それらが読者のあなたにとって何らかのメッセージになれば嬉しく思います。



そもそもレビューをどのくらい信用していますか?

このサイトでは、それほど本が好きでない場合や、単に手っ取り早く情報が欲しいという場合は、申し訳ありませんが私のレビューはあなたのお役には立てません。

信用以前に、そこに焦点が当たってしまう事は私にはどうする事も出来ないからです。

良書に出会いたい気持ちや、じっくり吟味したい気持ちに向けて、じっくり吟味して書いているのが正直な気持ちです。
何かがその人の心に残ってくれればいいと。
その代わり嘘も無駄も書きません。

合言葉は「知りたいあなたの為」。

私は本が大好きです。だからそれらを踏まえて頂いた上で、

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本への愛情が伝わってくれたら。


それで十分に思います。

そこで先の3回の方法と理由です。レビューを読む予備知識にでもして頂ければと思います。
また、その本質はコンテンツマーケティングにも活かせる方法とも思っています。

さて、本を受け取りました。袋から出す。

1回目は素読み。


どんな本なのか?

受け取った時の好奇心が膨らんでいくのは、あなたも同じかもしれません。
その気持ちを持ちながら、まずは概要を知るのが目的です。

導入や目次が目に入る。

パパパッと。
ページを進めて読んでいく。
勿論、普通の読書です。


更にやるべき事。
自分の目で確かめる事で、巷のレビューとの差異を探したり比較も行います。
加えて、主観ですが、良書であるかどうかはこの時にわかります。
何を持って良書と判断するのかも考えながら。

また次も読みたいか。

基本的な本なのか、応用性の高い本なのか。
簡単か、難しいか。初心者向けか、熟練者向けか。

そして一番は自身にとって学びになり、喜べるか。
自身が良いと喜べて誇れなければ、人様に紹介も薦める事も出来ません。


割りと大雑把な判断が続いていきます。
そして読破。

2回目は気になる所を抽出してメモ。


直感を大事に。

願わくば、日を置いた方がベターです。

不思議な事が起こります。

たった一回の素読みで覚えていた所や印象に残っていた所がハッキリと見えてきます。恐らくはそこが必要な所。役立つ所。そしてメモ。

瞬時に感じた想い・感情もメモ。



「ここではこんな事、思うなあ」

付箋を貼って、後々読んでも印象に残った事がわかるように。


そうして自身にもレビューにも本当に役立つであろう部分を抽出し続けます。

その本との距離感が近くなっていく感覚に陥る事もしばしば。

以前この記事でも触れた、「情報の同化」とでも言いましょうか。


主観と客観もバランス良く。

この抽出作業で、表向きではないメインテーマが見えてきたり、骨格が見えてきます。
商品ページでは語られていない、生の注目箇所。
宣伝文句が誠か否か。


本からの情報収集完了。


ラストの3回目はメモを傍らに熟読。


ここで本当の出会いも。

今まで気付かなかった新たな視点や、真意がパッと見えてくる事が多いです。
それまで感じていた真意がまやかしだったり、もう一段深くなったり。

何度も読んでみる事の利点は、この視点や印象の推移が挙げられます。

その本の本当の良さや本質に出会う。
ここまで来ると、悪書と思っていたものにも一片の良さを感じる事もあり。

まるで、出来の悪い生徒ほど可愛いと思う心境のように。
でもそこは冷静に。

そして終わると、一冊から山ほどの物事を得られている自分がいます。 


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原稿・推敲はメモを見ながら。


この時点でレビューの全体像が出来ています。


そのメモには、全体の流れも感情の流れも印象に残った事も全て詰まっています。
一定の秩序も。



それを辿り、繋げていく。鉄は熱いうちに打てと言わんばかりに。
感動第一。


最初のメモさえしっかり作っておくと、ここは簡単。筆が進みます。
さあ、ここでライティングの出番。

一つ気を付ける事があります。
情報の取捨選択とテーマは一貫させないといけません。その心掛け。

そして読むあなたが知りたそうな事を見極めながら。
適性も同様です。どんな人に向いているのか。

言葉は悪いですが、必要の無い事を書いても意味がありません。
例えば著者の略歴等。


そういう事はあなたにとって必要ですか?
私だったら要りません。

要らないと思う方が大半だと思います。
それに、それは商品ページに行けばわかる事です。そんな事で字数稼ぎはしません。私の仕事ではありません。

あくまでレビューを読もうと思う人にとって必要な事オンリー。


推敲はプリントアウトも。




画面にほぼ清書として打ち込んでからプリントアウト。

その理由は単に画面より見やすく、個人的には書く方が速いし楽だからです。

紙代は気にしません。
それを考えるよりも、それ以上の貢献とリターンを考える方が得策だからです。

ボールペンの消費量は膨大です。

しかし、だいたいのご家庭に眠っていませんか?


使わないペン達。
景品やおまけでもらったものなど。それらを使えば環境にも優しい!


話は戻り、
推敲作業の際は、また改めてその本について見直し、考える事が定着を良くします。
最後に確認作業。

  • わかりやすいか。
  • 話が飛んでいないか。
  • 論理や言いたい事が一貫しているか。
  • 言葉のリズムはどうか。
  • 無駄な繰り返しが無いか。

一番は読みたくなるか。そんな注意事項をクリアして完成です。お疲れさまでした。


繰り返しますが。


マネはしない方がいいです。


お間違えの無いように。参考にする事を勧めてはいません。改めてお伝えします。
ですが、何だかこれらを楽しんでいる自分がいます。

こうする全体の理由としては、
一度では薄っぺらくなりますし、本当に知りたい人の役には立たないと思うからです。


加えて、半端にやるくらいなら、むしろやらない方がいいとも。
見て下さる人の時間を無駄にしてしまうようなものを作りたくないという、心の中の誇りからの決め事です。

そう、誇りです。


だから嘘は書けませんし、書きたくありません。
ここを読んで良かったなと思ってもらって、
その書と永く付き合ってもらいたい。
心底そう思います。


そこに上手い言葉を使う余地はありません。


読む回数やライティングを重ねる中で、私の方としても学びは沢山あります。
自分の学びも無く、自分の経験も無いのにレビューしてしまうのは、無免許の医師がオペをするようなものではないでしょうか。


やるだけやれば、あなたも私もうれしい。

読んだ人間として感じた事を、生の情報として伝えたい。

ただ本が好きなので、良い本に出会いたいし、出会ってもらいたい。

これらの理由が何らかのメッセージになって伝わってさえくれたら、それで十分です。
だから「知りたいあなたの為」のガチレビュー。

そんな裏話でした。


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ガチで独創的に読んでくれたあなたに謝謝。

こんな方法でレビューを書くには、時間が掛かるからオススメしません。」への4件のフィードバック

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