衝撃的な出会いでした。
ええ、良くも悪くも、です。
まずはそんな本であることをお伝えします。
私がビジネス書というものに触れ始めて間もない頃に手にしたものと記憶しています。
「ダン・S・ケネディの世界一シビアな「社長力」養成講座」
(ダイレクト出版へはこのリンクから。それ以外は下記へ)
では、どのように衝撃的であったのか?
今回は訳あって本書を再読し始めましたが、そんな過去を振り返りつつ、導入編として記事にしていきましょう!
ガチレビューは後ほど!
大爆発!
例にもれず、ダン氏のサイコパスっぷりが見事に。
何のこと?
と思ったあなたにはこちらの記事をご参照願います。
本書の冒頭で、こんな感じで気分を害する人がいるかもしれないとの記述。
多くの読者にとっては、顔に冷水を浴びせられるような読書になるかもしれない。私は「厳しい現実を教えるプロフェッサー」と呼ばれてきたが、それにはそれなりの理由がある。(p3)
うお、何て本だ?!
開き直ってる。
ダイレクト出版、並びにダン・S・ケネディ氏を最初に知ったのも本書でした。
キッカケは覚えていませんが、その出会いには感謝しています。
Contents
社長とはどんな人間で、どのようにするのか。
「社長力」養成講座の名前には、全く偽りは無いですね。
ただ、ここで一応原題を確認すると、
Ruthless Management of People & Profits
つまり、
人と利益にまつわる非情なマネジメント(経営)、
といったところです。
邦題は意訳ということがわかりますが、どちらの角度から接するにしても違いは全く見られない内容です。
根本から真実をえぐり出すような論理の連続。不都合な真実。
むしろ、「社長力」養成講座とはよく名付けたものですね。
まず、社長とは何か?
どんな生き物か?
わかっているようで、実はモヤモヤした感じの思いから脱却して、正確な認識から。
そしてそこから、その立場に臨む心構えみたいなものを多く学ぶという感じです。
帝王学の1つ。
勿論、彼らしい超超合理的(過ぎる)手法が出てきます。
だから遠慮が無いわけです。
「ヒャーッ!!!」
今だからこそ「彼らしい」と見ることが出来ますが、何も知らずに手にした頃はまさに刺激。
当時のウブな(?)記憶も、今となれば懐かしく。
というわけで、ビジネスオーナーが目指さなければならないのは「情け容赦ない」態度だと私は思ったのだ。(p38)
その当時の記憶を辿りながら、変わっていった自らの視点を確かなものにするためにも読んでいます。
そんなのも良いかと思います。
生ぬるくはない社長業の取り組み方を再確認する。
ダン氏の著作や発言は、常に巷では賛否を引き起こします。
恐らく巷で言われているその大半は、遠慮の無さについてどうなのだろうという疑問から生まれるのだと私は感じています。
ただ、覚悟が無ければこれらの発言は出来ない。
私はこの本に対するきつい批評を予想している。(p39)
経営する以上、命運や決裁というものが身近にあります。それが社長。
そこには旨い汁も綺麗事も存在しません。あらゆる覚悟が必要となります。それが社長。
だから、むしろこのくらいの発言の方が良かったりもしますね。
ダン氏も覚悟をしていて、それが彼の著書からはいつも伝わってくるのです。そこには少しばかりの健気さを感じてしまうのは私だけでしょうか。そこに好感を持つと共に、戒めの書になっている私がいます。
表面を撫でたような発言や論理では経営は出来ないだろう、と。
実際にダン氏は結果も残していて、そのように運営もしています。
レビューする人は誰かに注目してみよう。
本書はこれまでにも多くの方にレビューされています。
先ほども書きましたように、良い評価もあれば悪い評価もあり。今ここをお読みのあなたも、ここに辿り着く前に何らかのレビューや評価を目にした事でしょう。
今現在のあなたの印象は如何ですか?
私見ですが、こう言わせて下さい!
一番重視すべきポイントは、レビューする人のポジションや状況が判断材料ということではないでしょうか?
どういうことかと言いますと、実際に事業をしたり、法の下で社長(代表取締役)になったことが有るか無いか、です。
それはその立場に立ってみないからには、本能的にわからない事態も多々あることを意味します。
そういった命運を握る立場、または人生すらもその仕事に捧げる立場になってみて読んでみると、身につまされる事実の連続です。
もっと冷静になって気付いておくべきだったとの後悔もチラホラ。
しかしながら、あなたに誤解して欲しくは無いのです。
これらの表現は、その立場でない人がいけないというわけでは断じてなく、本書をより効率良く吸収するに適しているかどうかということです。
タカ vs. ハト。
今回の導入編の最後に1つ、あなたに質問をさせて下さい。
あなたはタカ派ですか?
それともハト派ですか?
なぜこのような話をするのか?
結論から言ってしまうと、既にタカ派の人には必要が無いかもしれないからです。
遠慮も無く、竹を割ったような内容である以上、本質的にはハト派に向いていそうです。
ハト派・・・人の好さや穏健派も悪いことではありませんが、現実として何が必要かを学ぶのも必要でしょう。
ビジネス書では時にタカ派とハト派・・・くっきり分かれることを個人的には感じています。
それ自体は世の中にはよくあることなので気にはしていません。また、むやみにカテゴライズすることも良いことだとは思いません。
ただその中で、私たちに必要なのは、
バランス感覚ですね。
ちょっと、ガチレビューの前に立ち読み。
視点や角度をより多く増やしてストックしておくというバランス感覚。
それが私たち自身の役に立つのだなと、ページを進めるごとに、本書から徐々に教えられています。
世の中は皮肉なもので、仮に悪いことしていても、そこにブレがなく一貫していると、逆に信用されたりする現実もあります。
生き延びていくためには、大きく物事を見ることだとダン氏に教えられていくようです。
ここで「ダン・S・ケネディの世界一シビアな「社長力」養成講座」を見たい
(ダイレクト出版へはこのリンクから。それ以外は下記へ)
レビューが気になり見ているあなたに。
どんな本だろう?
サクッと導入編のあとは、7分でもっとわかる
前・後編のガチレビューを一応見ておきたい。
もしそんな場合はこちらがオススメ。
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「再び「ダン・S・ケネディの世界一シビアな「社長力」養成講座」を読み始めた。世間の評判は?」への3件のフィードバック
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