あなたはプレゼンが得意ですか?
それとも恐怖を感じていますか?
恐怖を感じるという場合はちょっと読んでみて下さい。
それと、上手くなりたいと願う人も相応しいかもしれませんね。読んでみて下さい。
今回ダイレクト出版から届いた新刊、
「売るプレゼン」
(Amazonのリンクに飛びます。その他は下記にて)
本書によると、プレゼンテーションは誰にでも手に入れられるスキル。
著者のダン・S・ケネディ氏は、
身に付ければ大統領になるのも夢ではないっ!
と豪語しています。
それを信じる信じないは置いておいて、実はその言葉には深い深い意味があるとわかっていきます。
今回は導入編。ガチレビューは後ほど!
悲しいかな、この世はすべてプレゼン。
それで成り立ち、逃れられない現実がある。
1912年にデール・カーネギーが「パブリック・スピーキング」の概念をアメリカ人の意識にもたらしてから、エグゼクティブや起業家はビジネスの成功は、自分の考えを人々に伝える意志と能力にかかっていると気がついた。(p34)
あなたはどう感じますか?
私はというと、伝えること・示すことの上手さが、結果にそのまま直結すると実感してきました。本業のデザイン業での痛くて苦い経験と共に。
突き詰めていけば、どんな些細な日常もプレゼンの繰り返しだと悟らされてもいます。
接客もプレゼン。出会いもプレゼン。ここでのサイト運営もプレゼン。探せばキリがありません。
ならば、そのスキルを知っておけば得だと感じる中で読み進めます。今までの蓄積に加えて、得られるものは得ようと。
Contents
ダン・S・ケネディ氏が伝える「売るプレゼン」の原題を確認。
“Guide to Powerful Presentations:
The Ultimate No Holds Barred Plan to
Selling Anything with Webinars,
Online Media, Speeches,
and Seminars”
これは、
「パワフルなプレゼンテーションに向けてのガイド:
ウェビナー、オンラインメディア、
そしてスピーチやセミナーでどんなものでも売ることを目的とした、
究極に何でもありの計画」
といったところでしょうか。
パワフルなプレゼンへのガイドという表現には違いありません。
パワフルなプレゼンテーションは、さらに大きなことをも可能にする。(p8)
ダン氏を始め、共著者のダスティン・マシューズ氏等の繰り出す文章も、実にパワフルですね。
そしてまた、その部分にある大きなヒントを感じています。
トランプ大統領の残した現実。
政治的なことなので、賛否両論があることを踏まえて、客観的にダン氏ははこう続けます。
しかし、トランプ大統領がパワフルなプレゼンテーションに長けていたこと、これこそが選挙戦の常識を覆した要因だった。(p8)
お読みのあなたも記憶に残っているかと思います。
彼のプレゼンテーション及びスピーチが、結局のところ大きな結果をもたらしていること。
その可否がこれほどまでに成果を左右することを、序盤で考慮すべきこととして挙げています。
正直に言うと、痛さを感じることもあるかもしれません。
一方で、実際は、
自分の商売について効果的なプレゼンテーションを考え、顧客を引き寄せるために使う人はほとんどいない。しかし、それができれば、大きな競争力が得られ、素晴らしいことを実現できる。(p9)
あなたにとっては如何ですか?
これまで現実的なことについて触れましたが、本来は身に付けられるスキルであり、技なので、心配は要りません。
本書で誰にでも出来るように改良を重ねて、スキルとしてまとめたということです。
具体的な例は、
誰にでもできる12のステップ。
邦題の方ではサブタイトルにもなっています。
ただ思っていたよりは、本文中でこのステップが大々的に取り上げられている感じはしません。
話の流れでいつの間にか何となく出て来るイメージです。それもだいぶ中盤に差し掛かる頃に。
とは言え、そのステップ自体は一定の順序で導いてくれるので、あなた自身に当てはめやすいシステムと言って良いでしょうか。難解では決してなく、親切さを感じます。
名付けて
「スピーカーズ・フォーミュラ」。
この公式を知っておけば恐怖が自信に変わる。
そう断言。
プレゼンの際に沸き起こる恐怖心は避けられないものですが、このステップ自体も一つの克服法と言えそうです。
確かに能力を得ること自体が自信となっていくことに異論はありません。私も専門職をしているので、その論理はわかります。
ただ個人的には、恐怖への克服法としてメンタル面のフォローがもっとあっても良かったかなと思っています。
実際に多くの人が抱いている恐怖や悩みは別の所にあったり、もっと根深かったり・・・。
経験上思うには、克服にも永い年月を要すると思いますし、一筋縄でもいきません。
そもそもプレゼンとは何か?
何のためにするものなのか?
あなたは考えたことがありますか?
私も今、本書を読み進めながら改めて考えさせられています。じっくりと考えたことも無かったなと。
ちょっと考えてみましょうか。
如何でしょう?
その本質をつかむことは、また一つ成長を促すと思ってもいます。
プレゼンテーションは何よりもまず目的を達成するための手段であり、ほかの何ものでもない。(p47)
その目的も様々。
本書ではセールスのためで、売ることが目的。いずれにしても、目的を熟考することは大事。
自分は何のために何をするのか、と。
あなたはストーリー中のものごとを行き当たりばったりに並べるだろう。航海法を知らずに海に出るのと同じだ。(p52)
知らぬうちにやってしまうのは危険です。
同時にプレゼンは、目的を効率的に達成するためのスキルだと強く気付かせてくれますね。
印象的な言葉がいくつか続きますが、今回は導入編なので、それは後ほどのガチレビューにて是非紹介したいと思います。
プレゼンテーションは立派な専門職。
私もプレゼンには悩まされ、対策を考えることは多かったです。
職業柄、デザイン業ということもあり、それが仕事だと思ってもきました。
伝える・示すという行為は、もしかしたらそれが仕事の8割を占めるほど重要。そのように経験の中で戒めています。
悔しいけれど、伝わらないときは自分の責任。もしくは負けだと。
「ストーリーブランド戦略」
その考えは、こちらの書籍でもかなり強調されています。同じく伝え方・示し方の本ですね。
良い商品よりも、伝わりやすい商品が売れる現実を教えてくれます。
本書「売るプレゼン」に興味のある方には適していると断言出来る良書です。
だからあなたは大統領にもなれる。
序盤での、こんな著者の言うこともあながち冗談とは思えない私がいます。
あなたにとっては如何でしょうか。
それほどまでに言葉一つで、強力で、仕事の要だと伝えさせて下さい。
珍しくプレゼンに特化した本が届いたことで、さらに強化出来たら嬉しく思います。
また同じ悩みを抱える人たちにも助力になれたらと思わせる書籍です。
役に立ちそうな書籍です。
後日ガチレビューをしますが、ちょっと、ガチレビューの前に立ち読み!
意外と多くの分野に派生しそうなパワーを秘めた内容です。
セールスのみならず、広告・コピー、もしくはプロパガンダ。
そしてブランディングやコミュニケーションなど。
やはり、この世は全てプレゼンの繰り返しで成り立っています。
逃れられない現実。
以上、導入編でした。
「売るプレゼン」を見たい
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