プロとして金銭を払っていいと思ってもらえるだけの能力。
「謙遜は要らない」なんて言い方をあえてしました。
酷い物言いかもしれません。
もしこの時点で気分を害する予兆のある方はお読みにならない方が良いかもしれません。
かなりストレートな表現が続きます。
個人的にはそのくらいに思う事も大切だと痛感してきました。
それは今も変わりません。
それは何故か?
たいていビジネスというのは私達が持つ専門的な何かを活かして貢献していくものだから。
そんなことをこちらの記事でも触れました。
では、その専門的な何かを求める人達は?
その分野で困っている、あるいは必要な技術や能力を求めている人に他なりません。
そして、しっかりと学んだ人に解決や教えを乞うというものではないでしょうか?
Contents
大丈夫かな、この人?
そんな困っている時に、
「いやいや私はまだ未熟ですから・・・」
人の倫理としては本当に大事だと思います。
しかしビジネスの現場として相手の事を考えると、それは逆に不安にさせるだけではありませんか?
人は不安なものにお金を払いたくはありません。
もしそのような言葉を聞いた時に、クライアントや顧客様が思うのは、
「素晴らしい人だ!」
ではなく、
「大丈夫かな、この人・・・?」となります。
これは経験談。
どちらの立場も経験した事があります。
実は深い意味での思いやりになる。
要らぬ謙遜は相手を不安にさせるだけ。
集客やビジネスではむしろネックに。
本当に深い意味で相手の気持ちをおもんぱかった時、逆に「安心してもらう」ことも、相手の役に立つことなのかもしれません。
更にはよく言われるところの、価値を提供することなのかなと私は思っています。
あえてこのような表現を使いますが、謙遜に逃げるのではなく、
「私に任せて下さい」
と言えるだけの鍛錬とメンタル。
相手が求めているのはそこだと言い聞かせています。
どんなに学んでも、そこに気付かないと同じことを繰り返してしまいます。
ただし、間違ってはいけないことがありますね。
それは、横柄になって構わないということでは絶対にありません。私はそんな心づもりでこの記事を執筆したのではありません。
粋がっていても見抜かれますし、恥をかくだけです。
ホンマモンが現れた時にボロが出るほど恥ずかしいことはありません。
プロとして、常に学び続けようとする謙虚さや謙遜が、そこで初めて必要になってきます。
経験上、横柄な人ほど大したことは無かったです。
本当にプロ意識が高く自信のある人は、恥をかくことを気にしないし、自らの仕事に対して真摯だと気付かされてきました。
勿論私自身もそうなりたいといつまでも思います。
自信が無いならやめてね。
ちょっとシビアな表現が続きます。
私は現場でも仕事でもいろいろな専門職の方に会います。
その中で、
「まだまだ自信はありませんが・・・」
とか、
「初めて間もないですが・・・」
とか言われることはあります。
発言した本人達に悪気が無いのはわかります。そしてそれは事実かもしれません。
ですが、冒頭の論理からすると、人は誰しも未熟なものに金銭は払いたくないのがサガです。
例えば想像してみて下さい。
そんな発言をするお医者さんに、オペをしてもらいたいと思いますか?
これは決して極論ではありません。
相手はプロとみなして依頼をしています。
「自信が無いならやめてね。」
としか言えません。
実はそれらは謙遜ではなく、仕事人としての責任から逃げているだけ。
そこに気付いてもらいたいと思うがための発言です。
その逃れる姿は、むしろ相手を傷付けます。
悲しませます。
次は依頼しないかもしれません。
謙遜に逃げてしまうくらいなら。
そういう状態を脱却する努力をしよう。
そんな思考回路にすることが先ではないのかな?
自分に対してそう言い聞かせていました。
それは偉いとか偉くないではなく、単純に考えてその方が双方にとって良いよねと。
それも相手への貢献だと。
先ほどの境遇でも、元気良く
「やれるだけの事やって頑張りますっ!」
くらいに言う方が、まだ相手は救われます。安心します。
そして自分で責任を持つことで成長にもなります。
仕事にも広告にも自分にも、キャッチコピーは間違えると危ない。
たまにブログ等でも、初心者の~日記みたいなのがあります。
誰でも最初は初心者だから、初心者云々といったものにも等身大のニーズはあると思います。否定はしません。
その進歩ともいうべきサクセスストーリーも楽しんで見る事は出来ると思います。
ただ、仕事として人様からお金を頂戴するにはそのキャッチコピーは非常にマズイ。
理由は簡単で、
初心者のアドバイスを聞くよりも、プロや経験者に聞きますよね?
今の時代、お客様の方が良く知っていたりする事もありますから。
傍観者からすると、「頑張ってね!」と言うくらいなものです。
私も初心者から始まって歩みを進めてきましたから、それを否定もしなければ、バカにすることも絶対にしません。
ですが、それとこれは別。
謙遜に逃げないマインドセットから始まる。
スポンサーリンク | スポンサーリンク |
日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)