あなたは悪いイメージを持っていますか?
もし持っていたら読んでみて下さい。
世間や人間の倫理の中では、どうしても悪いイメージが少しばかりチラつく事も否定は出来ません。
私も、当然人間なのでその中にいます。
ですが、その考えを持ったままで振り払わない以上、金銭を得るという事は出来ないのも事実です。
たとえそれが少額であってもです。
若干物議を醸す表現かもしれませんが、もしあなたが悪いイメージを持っているとして、そこで何らかの発想の転換になれば幸いです。
悪いイメージを持ったままだと、逆にその通りの後ろめたさしか残らない。
その後ろめたさが、あなたを余計に金銭から遠ざける。
誤解はしないで下さい。
私は本当に悪いものに対して、悪いイメージを捨てて開き直って下さいと言っているのではありません。
また、普段もそんな事はしていません。
勝手なイメージに縛られない思考回路にする事の重要性を、経験の中で悟ってきた事をお伝えしたいと思っています。
私自身にも大きな転換がありました。
Contents
何故、悪いイメージがあるのかを考える。
何故だろう。
何故だと思いますか?
私はそんな事を日々思わされてきました。
悪いイメージを持ってしまうから抵抗が生まれて、抵抗があるから悪いイメージになってしまう悪循環。
実際、世の中を見渡せば、悪戯な事で儲けている事実があるのも否定は出来ませんね。
あなたもそんなニュースを、幾度も耳にした事があるかと思います。
そんなニュースはこちらとしては非常に迷惑な話ですが。
加えて、金銭を「頂戴する」とか「儲ける・稼ぐ」というのは、人様からお金を奪う行為なのではないのか。
お金にガッつくなんてみっともない。
理性的な面が、妙に悩ませたりもします。
そんな悪い事なんか全くしていないだろ?
売り付けている訳でもないし、むしろ吟味してもらいたいとさえ思っている。
エゴイスティックな気持ちも、せしめる気持ちも無い。
根拠も無くそう思ってしまうからいけないんだ!
そんな自問自答が心の底であった事を昨日のように思い出します。
そんな葛藤の中で、出会った本。
「ダン・S・ケネディの世界一ずる賢い価格戦略」
発想の転換が目まぐるしく起きていくのを感じさせた本です。
この本は「戦略」と銘打っているものの、主に商品やサービスを売るにあたってのマインドについて触れています。
具体的な戦略を求める人には物足りないかもしれませんが、考え方を変えるだけで、ビジネス全体の循環が良くなっていく感触を与えてくれています。
実はそのマインドこそが大事だった。
実際私は、この本をキッカケに、マインドや思考回路が変わっていく事になりました。
ビジネス観が変わったと言っても過言ではありません。
では、どう変わっていく事になったのか?
※ガチレビューはこちら。
商取引は価値の移動が全て。
コンテンツという商品やサービスの精度を上げて、価値を提供する。
ブランディングやポジショニングに注力して、信頼を得る。
その上で、相応の価値を認識してもらう事の積み重ねで、喜んで金銭を払ってもらう。
そして得た収益で、更なる精度の向上等で、顧客様や利害関係者に還元していく。
皆を喜ばす。儲けさせる。
※参考文献:「ダン・S・ケネディの世界一ずる賢い価格戦略」
この考えを徹底して、声高に言っていくと良い循環が少しずつ生まれ始めました。
自身への洗脳とも言えます。
ただ、ここで注意しなければならない事が一つ。
これは自身の実感からです。
信じていますか?
提供する価値を信じていますか?
たとえその流れや循環を理屈でわかっていたとしても、心のどこかに信じられない部分が眠っていたら、その循環は成立しなくなります。
そうなると、根性論に聞こえてしまう恐れがありますが、言い切れるようになるまでもっと磨いて精度を上げる事が必要となっていきます。もはや自身との闘いですね。
要は自身が納得するまで。
言ってみれば、その闘いこそが経営努力なのかもしれません。
あのGoogleも、検索エンジンの精度を常時上げる努力をしているように。
※参考文献:「ダン・S・ケネディの世界一ずる賢い価格戦略」
自身がやっている事の価値を何よりも自身が一番信じて、後ろめたさを持たないマインド。
それが逆に皆の為になると、私は言い聞かせています。
決して綺麗事ではありません。むしろ生々しい。
やはりどんなビジネスにも心の強さが要りますね。
先の書籍でもダン・S・ケネディ氏から「恐れるな!」との叱咤激励が登場します。
価格に対する自らの恐怖心に脅かされている。
こんなフレーズです。
還元という言葉が、心の励み。
「喜ばせるんだ!」
「その為に、その為に収益が必要!」
と、もはや心の中で呪文の如く。
だから、信頼関係が結べた顧客様には正直に言う時もあります。
嘘偽りがないのならば、伝えても良いのではないでしょうか。
仕事をする人間として、伝えるべき事を伝える事の大切さも感じています。
思っているだけでは相手もわからず、先程の循環も生まれません。
その循環は魂。そして要。
収益を得なければ、お客様を喜ばせられないと。
また、皆を幸せには出来ないと。
顧客様は勿論の事、スタッフや利害関係者、家族・・・全ては幸せにする為。
その為には収益が必要です。
必ず還元します。
私の事はいいのですと。
心の底から、エゴではなく貢献なのだといえる自信と理念が支えになるでしょう。
これらが金銭を得るという事の基本と悟らされていきました。
喜ばない事を100万回やっても価値にはならず、金銭も得られないと。
そしてまた、更に誰も喜ばせられないと。
※関連記事
「儲ける・稼ぐ」という言葉の裏側には。
決して悪いイメージではなく、むしろ社会貢献ともいうべき還元と約束がある。
そう思いましょうか。
崇高な、その使命感。
そこから本来はエゴが取れていくものでしょう。
エゴイスティックな人も見てきましたが、その人達の末路は決まっていますね。勿論私自身も戒めています。
そして、還元の約束は何が何でも守ります。
信じた価値を提供して、還元の約束を守る事で信頼という価値がまた生まれる。
だから「稼ぐ」とか「儲ける」という事は、世の中が幸せになる事。幸せにさせる事。
そして信じる事。
ここまで「儲ける・稼ぐ」という言葉について展開しましたが、如何だったでしょうか。
一見、倫理とはかけ離れたイメージも、実は噛み砕くと、逆にとても倫理的なものだったなと実感させます。
さあ、今日も呪文唱えるぞ!
「価値を提供しているんだ!」
「喜ばせるんだ!」
「価値を提供しているんだ!」
「喜ばせるんだ!」
なんだか変な宗教や、ブラック企業みたいになっていますが、決してそうではなく。
もっと言えば、この循環はビジネスのみならず、日常そのものにも必要な思考回路とサイクルです。
あなたの今のサイクルは如何ですか?
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「「儲ける」とか「稼ぐ」という言葉に悪いイメージを持っていたら、ビジネスはしない方がイイ。」への4件のフィードバック
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