「秘・人脈活用術」がよく売れる事に素朴な疑問が生まれる。



皆、同じ事をやりはしないか?

誤解はしないで下さい。

私は著者のボブ・バーグ氏のファンです。


ここで取り上げる本書を始め、彼の他の書籍も思想も好きで軒並み高評価をしています。

あなたも手にしている書籍も多いでしょう。


良書だと思っていますし、平和的な思想が多くの方に広まってくれたらとても嬉しく思います。
そんな想いからレビューもしました。

例えばこちら。お役に立てるかと思います。




再び、皆、同じ事をやりはしないか?

「秘・人脈活用術」には親切とも言える様々なフレーズが多々出て来ます。

初対面の相手にする質問一覧などがその良い例です。
人間心理に基づいて「こういうものがイイよ」と。

でも、こうは思いませんか?

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広まった分、そのフレーズを言われる事が多くなる。


知っている人間からすれば
「またか」と。

もしくは、
「あれかな?」と。

例えて言うならば、就職活動で雛型通りの言葉を聞き続ける面接官の気持ち。



たとえそれが良い内容だったとしても、どこかにあったようだと思われる事への懸念も消えません。


同じように人間心理の理に叶った本書の好例も、何の考えも無しにそっくりそのまま使ってしまう事はあまりオススメ出来ません。
そういうテクニックの本ではないです。


ただ考えなければいけない事は、
著者が提案するその言葉達が何故生まれたのか、

あるいは

何故それを好例として挙げるに至ったのか。

その真理に目を向ける事かなと感じます。

つまり、


知るべくは概念や思想。

 
本書を読む時には、むしろその行間を読む。

その方がより定着や自信に繋がります。

ボブ・バーグ氏の他の書籍も読んでみると、その言わんとしている事がよりわかるかも知れない事はお伝えしたいです。
彼が形としてではなく何を言いたいのか。


また、その中で本質や原理を知るからこそアレンジの幅も大きく拡大。
その幅の広さは素養と教養の幅に比例します。



ここで例え話ですが、

「相手に興味を持つ」という初対面の際の定説も、
元を質せば、それは人間の承認欲求に由来するからに他なりません。


「自分の事を知ろうとしてくれてる」

「認められた」


という古来から伝わる人間の不変の真理です。
DNAレベルにプログラミングされたものなので、半ば本能と言っても良いかも知れませんね。


フレーズそのものよりも、
その原理の部分を噛み砕いていく事で、雛型だけにとどまらないコミュニケーションが身に付くという訳です。


では、本質を知らないままだとどうなるか?

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沢山の営業の方と出会ってきた中で学んできました。

 
表向きは上手くいっているように見えても、
フォローアップや詰めの時に影響する。




立場上、私には営業の方と接する機会が頻繁にあります。
私自身がその立場になる事もあります。


だから、「営業の方も大変だな」と敬意を持つ一方で、
論外の人もいれば、ボロが出てしまう方にも出会った経験がある事は正直にお伝えしないといけません。


こちらの話に根気よく耳を傾けていてくれても、いざとなった時に答えを急がせてしまう態度になってしまったり。
契約にこぎつけたはいいが、フォローアップが無かったり。


そんな時、あなたはどう思いますか?


「結局、自分の事だけかいッ!」


という心理になるでしょう。

先程の一例の承認欲求という概念を学んでおけば、
形としてどうすればいいかという技術よりも、より自然にやるべき事が見えてくる成長につながると私自身は戒めています。


人間を相手にするには人間の本質を知る。


だから、「与え続けよ」になった。

 


ボブ・バーグ氏の著書に共通する理念は「与え続けよ」。

そしてそれを純粋に楽しむ。


それも「結局、自分の事だけかいッ!」と思わせないような、
うわべのテクニックなのではなく、性分として本質を染み付かせておけば楽にもなり、あなたの自信にもなる。

もっと言えば心の余裕にも変わっていく。


「無私無欲の精神」そのものであるという因果関係に結びついていくのかもしれません。


彼の著書は良書揃いですので、
印象ある人物になる為に、そんな部分にまで時間を掛けて見てみるのも加えてオススメ、ないしはお伝え出来たらと思います。

ボブ・バーグ氏の著書を試しに見たい

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ガチで独創的に読んでくれたあなたに謝謝。

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